大塚食品
じゃぽどん
食品 パッケージデザイン

新和食をテーマにデザインしたレトルト食品のパッケージデザインです。この時、どんぶりもののレトルト食品は暗い色のパッケージデザインが多い傾向でした。暗い色相の方が味わい深さや高級感の演出がしやすいのですが、このパッケージデザインでは、新しい和食というイメージを表現するために、逆にできるだけホワイトスペースを大切にデザインしました。明るい色相で「和の上質感や美味しさ」を表現するために、古伊万里の器に着目。器そのものをデザインの主役にすることで、シズルカットを大胆に配置したパッケージデザインになりました。撮影に向けて、骨董品に詳しいスタイリストと共に東京中を歩き回り、数種の素晴らしい古伊万里の器に出会うことができました。この器たちも時を超えてパッケージデザインに使用されるとは思ってもいなかっただろうなぁと思いながら撮影に挑み。おかげさまで、美しい彩と品格のあるレトルト食品が生まれました。